Category Archives: 西医体

西医体を終えて 主将ご挨拶

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OB、OGの先生方、お世話になっております。今年度主将を務めさせていただきました4回生の東郷惇です。

お忙しい中、遥々琵琶湖までお越しいただき誠にありがとうございました。これだけ多くのOB、OGの先生方に支えられていることを改めて実感するとともに、そうした方々のサポートがあって、我々がヨット部活動を邁進できてきたこと、本当に有難く思っております。

また多くの先生方より多額の寄付をいただきました。直接お会いしてご挨拶、お礼をお伝えできなかったことが非常に残念ですが、この場で感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

思い返せば、私が主将に就任した際は、プレーヤー4名で寂しく練習していた時期もあり、本当に部活が無くなってしまうのではないか、という危機感や焦燥感と戦っておりました。しかしそこから必死に部活を立て直し、西医体主管をこなし、西医体総合3位という結果も出すことができました。これは現役部員全員がもう一度新たな京府医ヨット部を作り上げるために懸命に努力してくれたこと、そして何よりそれをサポートしてくださるOB・OGの先生方、ハーバー関係者の方々がいらっしゃったからだと強く思っております。

9月より3回生2名が幹部となります。主将は橋田、主務、会計が西川です。彼らは我々幹部と共に今年度のチームを引っ張ってきたメンバーであり、何より信頼できる後輩です。必ずや来年度も更なる飛躍の一年としてくれるでしょう。

ヨット部には、ヨットが大好きで、ヨット部のことが大好きな部員がたくさんおります。ホームページ等でこれからも彼らの勇姿を発信していきますので、是非ご覧いただけると幸いです。

以上、簡単ですが、主将東郷の挨拶とさせていただきます。

 

京都府立医科大学医学部医学科4回生

東郷惇

西医体 総括

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京都府立医科大学医学科6回生ヨット部前主将の今井陽大です。
今年度の西医体の総括をさせていただきます。

第75回西日本医科学生総合体育大会ヨット部門はホームである柳が崎ヨットハーバーにて開催され、京都府立医科大学体育会ヨット部は主管校として、ハーバー関係者の皆様のご協力を受けながら運営に参加いたしました。
西医体が開催されるのは実に4年ぶりであり、未だ西医体を経験したことのない部員たちにとって大変貴重な経験となりました。その反面、コロナ禍の影響で部員の減少に悩まされ活動休止や出場辞退をする大学もあり、ヨット部を存続させる難しさも痛感しました。

さて、今回本戦は予定通り12レースが行われました。
本戦前日8月10日のトライアルレースは強風のため延期となり、レース日程が変更となりました。日程は以下の通りです。

8月10日 中止
8月11日 本レース1日目(6レース)
8月12日 本レース2日目(6レース)
8月13日 トライアルレース(3レース)

結果的に本戦12レースを2日間で行うという過酷なスケジュールとなりました。今回京都府立医科大学体育会ヨット部は両クラスともに4回生スキッパー(東郷、谷内)と2回生クルー(山田、吉岡)が出場し、4名のみで12レースを戦い抜き、見事470級4位、スナイプ級2位、総合3位という成績を収めました。

今回出場した4名はコロナ禍の影響で満足に練習できない時期に入部してくれた部員であり、4回生の谷内と東郷はスキッパー歴約1年、2回生の吉岡と山田はヨット歴約1年での本戦出場、それももちろん初出場でした。
未経験者が多いこの医学部ヨット部の世界でヨットに乗る経験そのものが少ないことは大変痛手でしたが、彼らがヨット部にかける思いは誰よりも強く、この1年切磋琢磨し日々成長を続けていました。
特に、東郷と谷内は2人とも昔からとても負けん気が強くエネルギーに満ち溢れている後輩でした。コロナ禍で今まで当たり前のようにやっていた練習が出来ず、満足にヨットに乗れないまま東郷は主将に、谷内は副主将になりましたが、彼らは「すべてヨット部のために」という信念を曲げずにオフやプライベートの時間を返上してハーバーに通い続けていました。土日の練習でも朝早く集合し自主練や整備を欠かさず、下級生やマネージャーをまとめ上げ泥臭く練習し、部活後ミーティングでも動画をたくさん見返してよく研究していました。
また、東郷、谷内は幹部学年としての業務に加えて、西医体の運営の業務もやらなければならず、大忙しな毎日だったと思います。しかし彼らは最後まで自分たちの役割を全うしました。本当に立派だったと思います。お疲れ様でした。

そういったなかで、ヨット経験者で輝かしい実績を持つ選手擁する和歌山県立医科大学や広島大学、滋賀医科大学といった強豪相手に熱戦を繰り広げ、今回総合3位という順位をとれたことは、彼らにとって数字以上に得たものは大きかったように思えます。

4462 谷内(4)/吉岡(2)
31858 東郷(4)/山田(2)
谷内/吉岡
東郷/山田

レース総括

例年夏の琵琶湖は風が吹かないことで有名で、前回の2019年琵琶湖開催の西医体でも1日ノーレースになる事態となりました。しかし今回の西医体期間中はレースを行うには十分な風が吹き、柳が崎ヨットハーバー関係者の皆様を中心にスピーディーな運営のもと、2日間で本戦12レースを、そしてその次の日のトライアルレース3レースを終えることができました。

本レース1日目は午前は3~5m/sの南東からの風で4レースを、午後は2~3.5m/sの北東からの風で2レースを行いました。
第4レースはレース中盤に風が大きく振れ、大きく順位が変動するタイミングがありました。
振れる海面であり、もちろんレグも重要でしたが、やはりクローズ、下りともにボートスピードが速い大学が前に出る傾向であり、上位艇、中位艇、下位艇それぞれの集団が大きく離れる展開となりました。
470級は第2レースで2位を獲得するなど、持ち前のクローズのスピードを生かして健闘しましたが、実績のあるヨット経験者擁する和歌山医科大学、広島大学、滋賀医科大学に一歩届かない展開が続き4位に2点差(1レースカット)の5位で1日目を終えます。
スナイプ級は東郷山田ペアが終日安定した走りを見せ、1位の和歌山県立医科大学に6点差(1レースカット)の2位で1日目を終えます。

本レース2日目は40°付近で左右に振れる北東の風で6レースを行いました。
1日目終了時点で総合4位の神戸大学に負けないこと、そして総合2位の広島大学との順位を少しずつ縮めることを目標に2日目に挑みました。
最高気温が37℃、38℃ほどで連日の猛暑日であり、選手たちの体力が心配されましたが、470級は広島大学、和歌山県立医科大学、滋賀医科大学に迫り4位で回航する場面が多く、最後まで粘り戦い抜いた谷内吉岡ペアが1日目から順位をひとつ上げて4位で大会を終えます。
スナイプ級は東郷山田ペアが1日目と変わらず安定した走りで先頭艇を抜き1位回航する場面を見せるなど、実績ある経験者擁する和歌山県立医科大学相手に健闘するも一歩及ばず2位でフィニッシュします。

両クラス12レースを終え、総合順位は、1位和歌山県立医科大学(29点)、2位広島大学(54点)、3位京都府立医科大学(69点)、4位タイ神戸大学、浜松医科大学(101点)となり、見事メダルを獲得することができました。
西医体本戦レース結果は以下の通りです。

第75回西医体_470級_最終成績

第75回西医体_スナイプ級_最終成績

第75回西医体_総合_最終成績

 

また、本戦2日目の翌日8月13日に北風微風の中トライアルレースが行われ、本戦には出場せず終日運営にまわっていた3回生、1回生、そして去年西医体が中止になり急遽引退を余儀なくされた一部の6回生もレースに出場することができました。
微風コンディションということもあり、いいスタートを切りマークへ続くブローをうまく掴むことが要求される場面が多かったように思われます。
ホームという環境のおかげか、京都府立医科大学のどの艇も皆が練習通りの力を発揮し、下級生も躍動しました。
なかでも特に西川溝渕ペアが3回生1回生ペアで優勝するという快挙を成し遂げました。
結果は以下の通りです。

470級(全24艇中)
3位 吉田(6)/安田(1)、今井(6)
5位 谷内(4)/吉岡(2)
9位橋田(3)/吾妻(1)

スナイプ級(全21艇中)
1位 西川(3)/溝渕(1)
2位 田中(光)(6)/瀧口(1)
6位 東郷(4)/山田(2)
9位 田中(智)(6)/貴志(1)

*()内は学年

第75回西医体トライアルレース_470級_最終成績

第75回西医体トライアルレース_スナイプ級_最終成績

 

9月より新主将の橋田(医学科3回生)を中心にまた新たなチームが始動していきます。
今年度で引退するプレーヤーはおらず、現在のメンバーに来年度入ってくる1回生を加えて来年度の西医体を戦うこととなります。こうしたチーム状況のなかで、今回の西医体で1回生含めたチームのプレーヤー全員がトライアルレースに参加することができた経験はとても大きかったと思います。
ぜひ今回の経験を活かして来年の広島での西医体での両クラス1位での完全優勝という目標に向けて日々練習に打ち込んでもらえたらと思います。

最後になりましたが、今年度は琵琶湖での開催ということもあって多くのOB・OGの先生方がご多忙のなかハーバーに応援に来てくださいました。本当にありがとうございました。
また今大会にて使用した470級の中古艇(艇番4642)、スナイプ級新艇(艇番31858)購入は、多くのOB・OGの先生方のご支援、ご寄付にて成し遂げることが出来ました。
今こうして何不自由なく毎週練習出来ているのも、普段からご寄付を賜り、常日頃からホームページやfacebook、instagram等を見て、卒後何年たってもヨット部を気にかけてくださり応援してくださる先生方のおかげです。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。

暑さの厳しき折柄、皆様方のご健勝をお祈りしますとともに、今後なお一層ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

 

京都府立医科大学医学部医学科6回生
今井陽大

閉会式後、西医体参加校
京府医ヨット部集合写真

 

西医体 トライアルレース最終結果

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8月13日に行われたトライアルレースの最終結果は以下の通りです。

 

470級(全24艇中)

3位 吉田(6)/安田(1)、今井(6)

5位 谷内(4)/吉岡(2)

9位 橋田(3)/吾妻(1)

 

スナイプ級(全21艇中)

1位 西川(3)/溝渕(1)

2位 田中(光)(6)/瀧口(1)

6位 東郷(4)/山田(2)

9位 田中(智)(6)/貴志(1)

 

第75回西医体トライアルレース_470級_最終成績

第75回西医体トライアルレース_スナイプ級_最終成績

西医体 最終日

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本日8月13日は、トライアルレースです。
10日に行われる予定でしたが、強風のため延期となりました。

出走するペアは以下の通りです。

470級
4642 谷内(4)/吉岡(2)
4673 橋田(3)/吾妻(1)
4242 吉田(6)/安田(1)
エントリー24艇

スナイプ級
31858 東郷(4)/山田(2)
30998 西川(3)/溝渕(1)
30623 田中(智)(6)/貴志(1)
30746 田中(光)(6)/瀧口(1)
エントリー22艇

マネージャーは運営に参加いたします。

可能な限り、FacebookやInstagramでレース速報をお伝えしてまいります。

なお、西医体のレース速報はこちらの西医体ヨット競技公式アカウントでも投稿されます。

https://instagram.com/nishiitai_sailing_75?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

西医体 本レース最終成績

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8月11日、12日に行われました本レースの最終成績です。

470級 4位

スナイプ級 2位

総合 3位

 

第75回西医体_470級_最終成績

第75回西医体_スナイプ級_最終成績

第75回西医体_総合_最終成績

 

明日8月13日はトライアルレースが行われます。

部員は選手あるいは運営として参加いたします。

可能な限り、レース速報をお伝えしてまいります。

西医体 3日目

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本日8月12日は本レース最終日です。

本日出走するのは昨日と同じく以下のペアです。

470級
谷内(4)/吉岡(2)

スナイプ級
東郷(4)/山田(2)

現在の暫定成績は以下の通りです。(1カット)

470級
1 広島大学 8点
2 滋賀医科大学 11点
3 和歌山県立医科大学 11点
4 浜松医科大学 21点
5 京都府立医科大学 23点

スナイプ級
1 和歌山県立医科大学 7点
2 京都府立医科大学 13点

総合
1 和歌山県立医科大学 18点
2 広島大学 30点
3 京都府立医科大学 36点

昨日のレースの風はシフティで、うまく風を読んだ大学が着実に上位に入ってきています。
470もスナイプも、それぞれ自分の走りをしてくれることを願うばかりです。

本日も他の部員は1日、運営に参加いたします。
可能な限り、FacebookやInstagramでレース速報をお伝えしてまいります。

なお、西医体のレース速報はこちらの西医体ヨット競技公式アカウントでも投稿されます。

https://instagram.com/nishiitai_sailing_75?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

西医体 2日目

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本日8月11日、西医体2日目は本レースが行われます。

本レースに出走するのは以下のペアです。

470級
4642 谷内(4)/吉岡(3)

スナイプ級
31858 東郷(4)/山田(3)

2ペアとも西医体は初めてですが、普段のレースでは安定して成績を残しています。
昨日レースがなかったため他校の実力がわからない中ではレースの進め方が難しいと思います。練習の成果を出し切って明日に繋げてくれることを願います。

他の部員は1日、運営に参加いたします。

可能な限り、FacebookやInstagramでレース速報をお伝えしてまいります。

なお、西医体のレース速報はこちらの西医体ヨット競技公式アカウントでも投稿されます。

https://instagram.com/nishiitai_sailing_75?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

西医体 1日目

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本日はトライアルレースの予定でしたが、強風のため中止となりました。

明日から2日間、8月11日と12日は本レースを行います。
最終日8月13日は再度トライアルレースを予定しております。

 

本日9時から開会式を行い、前回第71回西医体総合優勝校の香川大学より優勝杯が返還されました。

10時30分に第一予告信号が上がる予定でしたが、強風のため延期しました。

その後も風が弱まることなく、キャプテン会議で本日のレース中止が決定されました。

明日と明後日は安定した風が吹くことが予想されます。無事に本レースを行えることを願います。

最終日はトライアルレースを行う予定となっております。

第75回西医体が始まります!

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本日8月10日から第75回西医体が開催されます。
今回は京府医主管のもと、滋賀県大津市の柳が崎ヨットハーバーで開催されます。

今回は4年ぶりとなる西医体です。
前回2019年の第71回西医体のあと、新型コロナウイルス感染症によりヨット部存続が危うい時期もありました。しかしOBの先生方のご支援のもと、活動を続けることができました。
今回本レースに出場する現役部員は皆、入部後初めての西医体となります。彼らがこれまでの練習成果を無事に発揮できることを願うばかりです。

西医体の予定は以下の通りです。
8月10日 トライアルレース
8月11日 本レース
8月12日 本レース
8月13日 本レース

本日はトライアルレースが最大3レース行われます。
京府医から出走するのは以下のペアです。括弧内は学年です。

470級
4642 谷内(4)/吉岡(2)
4673 橋田(3)/吾妻(1)
4242 吉田(6)/安田(1)
エントリー24艇

スナイプ級
31858 東郷(4)/山田(2)
30998 西川(3)/溝渕(1)
30623 田中(智)(6)/貴志(1)
30746 田中(光)(6)/瀧口(1)
エントリー21艇

今回はマネージャーを含め、全部員が運営に携わります。そのため、レース毎の結果を投稿することが難しいことが予想されます。
可能な限り、FacebookやInstagramでお知らせしてまいります。