11月19日 練習

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はじめまして。2年生マネージャーの飯田です。
今日は1日を通して微風での練習でした。
風がなかったため、午前はショートマークでの練習を行いました。
午後は、午前に引き続き風が出るまではショートマークでの練習を行い、風が出てきてからスタート練習、帆走を行いました。
スタート練習の際、1年生マネージャーも少しずつ仕事を覚えて来てくれていて、スムーズに準備することができました。
来週は医歯薬のレースがあるので、本部艇としてしっかりレースを運営できるよう、みんなで協力して頑張っていきましょう。
①枚目:風がないので曳航している様子です。
②枚目:水面から分かるように全く風がないです。
【部員のコラム】
2回生スキッパーの西川です。
先日岩村さんがおすすめの映画を紹介していたので、僕はおすすめの本を紹介したいと思います。
今回紹介するのは中山七里さんの「護られなかった者たちへ」です。
本の紹介と言いましたが、昨年映画化された作品であり僕は映画の方を先に見て小説を読みました。
映画はお馴染みの阿部寛さんが主役です。
去年はドラゴン桜2が放送されており、同じスーツ姿の阿部寛さんが全く毛色の違う作品に出ていて面白かったです笑
本作は東日本大震災後の宮城県での混乱の中苦しむ生活困窮者と役所で働く人たちに焦点が当てられています。
困窮者が苦しいのはもちろんですが、役所の職員たちも震災直後の2011年の多忙の中で心を蝕まれていき全ての人たちを公助することは叶いません。
そうした背景の中、復興後に殺人事件が起こってしまうというのが大筋です。
誰も悪意を持っていたわけではないのに、善悪を超えた理不尽の中で殺人事件が起こってしまう痛ましさが唯一無二の作品です。
これだけ聞くと鬱屈とした作品に思えてしまいますが、随所で震災の中での助け合いが描写され暖かさを感じることができます。
それだけに痛ましさも強調されてしまい心が動かされました。
書きたいことが多いのですが、あまり長くなっても仕方ないので以上にしてみます。
はじめて作品のレビュー?を書いてみたのですが、なかなか難しかったです。
それと映画の主題歌の桑田佳祐さんの「月光の聖者達」はすごくいい曲なので是非聞いてみてください!
はじめてのコラムにしては暗すぎる作品を紹介してしまったので、次はもう少し明るい作品を紹介したいと思います!読んでいただきありがとうございました!